一晩で急に落ちる流入のグラフほど、手際よく慌てさせるものはそう多くありません。マーケティング予算を支えていた線が下を向き、全員が何が変わったのかと尋ね、そして診断がまだ何ひとつ行われていないうちから、回復サービスの業界が答えを用意して待ち構えています。
このガイドはその診断です。ほとんど誰も始めない場所、つまり訪問者が本当に去ったのかという問いから始め、次に本物の下落の形を読み、原因の短い一覧をたどり、それぞれについて誠実な回復の見込みを置きます。そのあとで何かを買うとしても、正しい問題のために買えるようにするためです。
その下落は本物か
急な流入減には2つの系統の原因があります。訪問者が本当に去ったか、数えるほうが壊れたかです。2つ目の系統を先に確かめます。試すのが速く、しかも驚くほどよく起きるからです。解析のタグはサイトの更新で外れ、同意の表示は数えられる訪問者の数を変え、条件は編集され、スクリプトは遮断されます。そしてそのどの場合でも、企業の実際の流入は続いたまま、報告される線だけが落ちます。
この順序こそ、回復を売る側が自分から言い出すことのない部分です。救済作業を売る会社に、サイトには何の問題もないという可能性から話を始める動機はありません。だから計測の点検は、買い手が自分で言い出して押し通すべき手順になります。かかるのは1時間で、そもそも非常事態なのかどうかを決めます。
グラフは訪問者の測定値であり、測定は、訪問者が消えるよりずっと高い頻度で壊れます。最初の1時間は計測のためのものです。
以降は作業の順序です。計測、次に形、次に原因、最後に修理。どの手順も確かめられますし、どれひとつとして、誰かの営業資料を信じることを求めません。このサイトの資料も含めてです。
計測は嘘をつく
誤報の大半は4つの計測の故障から生まれ、どれにも経営者が今日すぐ試せる確かめ方があります。
- タグが壊れている、または消えている。 サイトの更新、テーマの変更、拡張機能どうしの衝突が、解析のコードを黙って取り除きます。確かめ方は直接的です。サイトを開き、リアルタイムの画面を見て、主要なページ種別で、パソコンでも携帯でも訪問が記録されることを確認します。
- 同意設定が分母を変えた。 解析は、数えられることに同意した訪問者だけを数えます。表示の作り直し、より厳しい初期設定、同意管理の道具の更新は、実際の訪問者が変わらないまま、計測される割合を一晩で大きく削ることがあります。欧州の市場では、実際の訪問者と同意した訪問者のあいだに恒常的な差があるのが普通です。下落の日付の近くで変更履歴に残っている同意設定の変更は、第一の容疑者です。
- 条件設定とプロパティの編集。 広げすぎた社内アクセスの除外条件、削除されたデータの経路、設定を誤ったプロパティは、訪問者が誰ひとり行動を変えなくても線を書き換えます。管理操作の履歴が数分でこれに答えます。
- 遮断機能とブラウザーの保護設定。 遮断機能の普及は、計測される割合を少しずつ薄くします。ひとつのブラウザーや端末の種類だけに段差が出た場合は、たいていブラウザーの新版か方針の変更であり、サーバー側の数字は訪問者が変わらず来ていることを示します。
突き合わせが決着をつけます。独立した3つの数え方を解析の線と並べて読んでください。検索コンソールのクリックは、検索側が自分で数えたものです。サーバーや配信網の記録は、同意の有無にかかわらず要求を数えます。そして企業自身の問い合わせ数と注文数です。検索のクリックが安定したまま解析だけが落ちていれば、計測の故障です。すべての線がそろって落ちていれば本物の下落であり、次の節が引き受けます。
下落の形
本物の下落は、原因より先に形から診断します。4つの切り口が、午後のうちに範囲を「すべて」から「何か」へ狭めます。
- どのページか。 サイト全体の下落は、技術的またはドメイン全体に関わる原因を指します。関連する一群のページがそろって落ちるのは、内容か検索意図の変化を指します。1ページだけが落ちるのは、たいていそのページ固有の問題です。
- どの流入元か。 検索からの流入だけに限られる下落は、検索側に原因があります。ひとつの参照元だけに限られる下落は、入口が変わったということです。すべての流入元が同時に落ちる場合は、計測へ、あるいは需要そのものへ話が戻ります。
- どの国、どの端末か。 ひとつの市場だけが落ちるのは市場側の出来事です。ひとつの端末種別だけが落ちるのはたいてい技術的で、表計算の上ではなく、その端末の実機で確かめる価値があります。
- 正確にいつか。 最初の悪い日の日付を、サイト自身の変更履歴と、検索側が公表している更新の日程と突き合わせます。鋭い段差の背後には出来事があり、緩やかな傾きの背後には趨勢があります。
形をたどる作業は地味ですが、間違った仮説の大半を、どれかがお金を使い始める前に取り除きます。しかも、有能な専門家が最初の打ち合わせで求めるはずの資料をそのまま用意することになり、その打ち合わせをかなり短くします。
実際の原因の短い一覧
本物の下落は、ほぼ例外なく6つの種類のどれかに属します。そして上の形の作業だけで、たいていそのうちのひとつを指し示します。
- アルゴリズムの更新。 検索側は年に数千の小さな変更と、公表される大きな変更をいくつか出します。公表された展開に時期が重なり、ひとつの内容のまとまりに集中している下落が典型的な型で、これはいっさいの通知なしにやってきます。
- 移行と作り直し。 自ら招く被害として最大の種類です。リダイレクトを設けずにページのアドレスを変えると、積み上げた評価をページごとに捨てることになり、被害は公開から数週間のうちに現れます。この抜けは制作の見積もりから日常的に欠けており、ウェブサイトの費用で扱っています。
- 技術的な不具合。 うっかり残したインデックス拒否の指定、クロール設定での遮断、サーバーの障害、期限切れの証明書、壊れたひな型。地味で、よくあり、この一覧の中で最も完全に回復する種類です。
- 季節性と需要。 どの市場も自分の暦で上下します。だから比較は前年同期と行い、前月とは決して行いません。需要そのものも動き、縮んでいく分野は、皆の流入問題として同時に現れます。
- 入口の消失。 参照元がリンクを外した、掲載サイトが構成を変えた、あるいは結果の画面自体が変わって、より多くの問いにその場で答えるようになった。そのため表示回数は保たれたままクリックが減ります。この画面の変化は、戦略の側からSEO のガイドで扱っています。
- ペナルティ。 手動による対策はまれで、発生したときは検索コンソールで明示的に示され、そして説明になることはほとんどありません。名指しの通知がないまま営業の場でペナルティのせいにされた下落は、更新か技術的な不具合でした。
6つの原因がほぼすべての本物の下落を覆い、それぞれが自分の修理法を名指しします。原因の種類を名指しできない診断は、別の作業に対する見積もりです。
慌てずに回復する
回復の見込みは原因の種類に属します。それを前もって述べることが、修理と定額契約を分けます。
- 技術的な不具合は、直して再びクロールされれば完全に回復します。数日から数週間です。
- 移行による被害は、リダイレクトを戻せば大きく回復します。数週間から数か月かかり、戻すのが早いほど、返ってくる分も多くなります。
- 更新による損失は、影響を受けたまとまりについて内容と検索意図の作業を重ねて回復します。数か月かかり、次の更新の周期に助けられることもあります。
- 季節的な落ち込みは自分の暦で戻り、待つだけなら費用はかかりません。
- 消えた入口は取り戻すのではなく置き換えます。新しい入口を得ることで補います。
購入の規則はここから直に導かれます。回復と名の付くものは、原因の種類が証拠つきで名指しされる前に買うべきではありません。リンクを買う救済は、問題をひとつから2つに増やします。そして必要な場合の作り直しは、検索での露出というごく普通の領域が、普通の速度で進む仕事です。その速度はSEO 全体を支配する期間と同じで、構造的で、積み上がるもので、支出を増やしても早まりません。
惜しくない下落
痛くない下落もあります。見栄えのよい語で得た流入は、来たときと同じ静けさで去ります。去った訪問者が一度も問い合わせず、一度も買わず、そもそも買う見込みもなかったのなら、落ちたのはグラフであって事業ではありません。ですから、流入の非常事態でまず突き合わせるのは商売の側です。訪問数の線を惜しむ前に、問い合わせと売上の線を並べて読んでください。
逆の場合もあります。流入は保たれているのに問い合わせが落ちる場合です。それは露出ではなくページか提案の問題であり、ウェブサイトが成果につながらない理由に属します。残った分をどのチャネルの功績と見るかという問いは、どのマーケティングチャネルが効いているかに属します。このガイドの受け持ちは訪問数の問いまでで、どの問いがどこに属するかを知ることが、そのどれに答えるうえでも半分を占めます。
次を捕まえる監視
悪い1週間と悪い四半期を分けるのは、たいてい気づくまでの時間です。そして気づくことは製品ではなく習慣です。
- 検索のクリックと表示回数を週に一度読む。 5分です。検索側のコンソールから読むので、同意の表示はここに触れません。
- 変更の記録。 サイトの変更、同意設定の変更、拡張機能の更新を、すべて日付つきで残します。診断は大半が日付合わせであり、記録を残しておけば、それは復元作業ではなく参照になります。
- 計測に対する警報。 流入が0か0に近い日があれば通知が飛ぶようにします。これで死んだタグを月次の報告ではなく1日で捕まえられます。
- 年に一度のタグと同意設定の見直し。 予定に入れた1時間で、計測がまだ計測できていることを確かめます。そこから出る数字をもう1年信じる前に行います。
続けて守れば、この4つの習慣が解析と成果レポートの実質です。そして次の下落を、謎から、形のある日付つきの出来事へと変えます。
自分でやるか、依頼するか
修理の手前までは、経営者自身で行えます。計測の点検に専門家は要らず、検索コンソールは無料で、形についての問いは、コードを書くのではなく画面を読むことで答えが出ます。原因の種類を名指しし、日付つきの根拠を携えて現れた経営者は、最も重要な診断の作業を、費用をかけずに終えています。
依頼が力を発揮するのは修理の段階です。自社の手に負えない技術的な修正、規模のある移行の立て直し、影響を受けたまとまりの内容の作り直しです。購買の規則はこのガイド全体と同じです。提案が原因の種類、根拠、見込まれる回復の期間を名指ししていること。していなければ、それは買い手を探している既製の一式です。
回復の支援を頼む前に、サイトがどの原因の種類にあり、それがどう確かめられたのかを尋ねてください。根拠つきで種類を名指しする会社は診断をしています。月額だけを名指しする会社は販売をしています。
要点のまとめ
- 計測を最初に点検します。タグ、同意設定の変更、除外条件、遮断機能は、訪問者が減っていない下落を作ります。
- 独立した3つの数え方が決着をつけます。検索のクリック、サーバーの記録、問い合わせ数を解析の線と並べて読みます。
- 本物の下落は形から診断します。どのページ、どの流入元、どの市場、そして正確にいつかです。
- 6つの原因の種類がほぼすべてを覆い、ペナルティは最もまれでありながら、最もよく売られています。
- 回復の見込みは原因に従い、診断より先に買った回復は、間違った修理に金を出すことになります。
- 週ごとのコンソール確認、変更の記録、計測への警報が、次の下落を日付つきの出来事に変えます。
流入の下落は、形と原因の種類を得た瞬間に非常事態ではなくなります。そしてその2つは、午後をひとつ空けられて、訪問者を責める前に計測を確かめる規律を持つ経営者なら、誰でも手に入れられます。慌てさせて稼ぐ商売は、その午後が決して訪れないことに頼っています。
この順序で行う診断、つまり回復作業に値段が付く前に原因の種類を名指しし根拠を示す進め方をご希望でしたら、Reachford へ提案を依頼することができます。回答では、何が落ちたのか、なぜか、見込まれる回復の期間、そして次を早く捕まえる監視をお伝えします。
よくある質問
サイトの流入が一晩で急に落ちたのはなぜですか。
一晩での段差は、たいてい訪問者の行動ではなく計測か技術の出来事です。訪問者の側は徐々にしか変わらないからです。解析のタグ、同意表示の変更、そしてその日付のサイトの変更履歴を確認し、次に検索コンソールのクリックを解析の線と比べてください。一晩で起きる本物の原因もあります。主に技術的な不具合と更新の展開で、どちらも上の確認で表に出る痕跡を残します。
Google の更新が流入減の原因かどうか、どう判断しますか。
最初の悪い日を公表された展開の日付と突き合わせ、そのうえで形を読んでください。更新による損失は、どこも一様に落ちるのではなく、検索からの流入と内容のまとまりに集中します。原因が更新であれば、検索コンソールのクリックも解析と一緒に落ちます。検索のクリックが安定したまま解析だけに現れる下落は、更新と時期が重なった計測の問題です。
自社サイトは Google からペナルティを受けたのでしょうか。
その可能性はごくわずかです。手動による対策はまれで、発生した場合は検索コンソールの「手動による対策」の画面で理由とともに明示的に示されます。その画面が空であれば、下落は別の原因の種類に属します。多くは更新、技術的な不具合、移行です。名指しの通知がないままペナルティだと診断されたら、販売のための道具として扱ってください。
下落のあと、流入が戻るまでどのくらいかかりますか。
原因によります。技術的な不具合は、直して再びクロールされれば数日から数週間で戻ります。移行の被害は、リダイレクトを戻したあと数週間から数か月かけて大きく回復し、早いほど良い結果になります。更新による損失は、影響を受けたまとまりの内容に数か月の作業が要り、次の周期に助けられることもあります。季節的な落ち込みは暦とともに戻り、消えた入口は取り戻すのではなく置き換えます。